雪解けパトロール 鬼脇・鴛泊編










りしりハイヤー株式会社の広報ハマダです。利尻にも少しずつ春が近づいてきています。毎年なんとなくやっていたことなのですが、島中の雪解けの程度を見に行くドライブ(雪解けパトロール)をしてきましたので、観光シーズン前の利尻の様子をお伝えできたらと思います。
今回は鬼脇・鴛泊の利尻富士町編です(鬼脇は4/5、鴛泊は4/6の様子になります)。
当社がある沓形を出発し、仙法志を経由して鬼脇へ。まずは南浜湿原。雪がまだまだ残っていたので入れませんでした。こちらはもう少しするとミズバショウやザゼンソウが咲くスポットです。ここはもう少し暖かくなってからですね。
お次はオタトマリ沼。看板などにもまだブルーシートが取り付けられていました。お店もまだやっていません。観光シーズンにはたくさんの人々が景色を楽しんだり、お土産を探したり、おいしいものを食べたりと楽しまれています。ご当地ソフトクリームも食べれますので、おすすめですよ。お店の今季オープンが楽しみです!
途中でセイコーマート(セコマ)に立ち寄り、セコマオリジナル「甘くないたっぷりラテ」を買いました。初めて飲みましたが、名前通り甘くなく豊富町産生クリームの味わいがあとからほんのりという感じでした。これはリピートしたくなります。セコマでは、北海道のお土産も少し売っているので、観光の途中に立ち寄られるのも良いかもしれません。
広報が利尻の中で一番好きなスイーツである「利尻プリン」が売っている寺嶋菓子舗さん。もちろん「利尻プリン」をしっかりゲットしました!とろりとしていてとても美味しいです。この日はありませんでしたが、ほかにゴマ味とクマザサ味もあります!
「利尻プリン」のほか、「利尻島」というメレンゲ菓子もあり、お土産にはこちらがおすすめです。
利尻の歴史や文化を垣間見ることができる郷土資料館はまだ閉館中でした。この建物はかつての鬼脇村役場。趣深い建物がそのまま活かされています。
鬼脇から鴛泊方面に向かう途中、二ツ石という地域の海岸に立ち寄りました。雪解けで道がぬかるんでいて、車が一時はまってしまいました(汗)。
ここの海岸の石の特徴として、その多くが丸っこいことが挙げられます。特徴的な石を活かして、近くにある二ツ石海岸公園というところではストーンアートが置いてあります。石崎灯台や利尻山を臨むことができるので、休憩にも写真撮影にもぜひお立ち寄りください。
沓形に住んでいる広報は、雪が積もってしまうとなかなか鬼脇まで足を伸ばさないので(島の反対側なので)久々に行った!という感じでした。メイン道路はどこも雪がなく、運転も安心でした。






鬼脇のパトロール翌日、鴛泊のパトロールへ。富士野園地は駐車場はもちろん、遊歩道の方までほとんど雪が解けていました。5,6月頃にはエゾカンゾウというきれいなオレンジ色の花がたくさん咲く場所です。「北のカナリアたち」という映画のロケ地としても使われました。
夕日ヶ丘展望台も雪が解け、上の方まで登れそうでした。ただ風が冷たいので、挑戦はしませんでした(笑)。こちらは、名前の通り夕日がきれいに見える小高い丘です。お隣・礼文島もきれいに見えますよ。
ペシ岬も下の方から見た限りは雪がなさそうでした。中腹あたりには、北方警備にあたった会津藩士の墓のひとつがあります。中腹以降から斜面が急になるので、あまり気軽には行けません。
途中、鴛泊フェリーターミナルの目の前にあるPORTO COFFEEさんに立ち寄りました。実は前日にも訪れています(笑)。広報のお気に入りのお店のひとつです。コーヒーとサクサク系のパンを楽しめるお店で、季節や期間限定のメニューも多く、鴛泊に行くとなるとほぼ必ず立ち寄っています。この日は、期間限定のゼリーラテリッチを飲みました(2025年4月20日までだそうです!)。
姫沼へ通じる坂道と北麓野営場への道には、それぞれバリケードが設置されていました。標高が高くなると雪解けも遅いので、安全のために通行止めとなっているものと思います。バリケードがなくなったら、また様子を見に行ってみます。
姫沼は花や野鳥観察にぴったりな場所です。沼の周りには20分ほどで歩ける遊歩道があり、季節によって楽しめるものが移り変わります。入口までは駐車場があります。
北麓野営場は、利尻山登山をされる方が多く利用されている拠点になります。この場所から少し歩くと日本名水百選の湧水「甘露泉水」があります。紙コップやきれいに洗ったペットボトルなどをご持参いただくと、おいしい水をお楽しみいただけます!
鬼脇・鴛泊ともに島民の生活圏内は、ほとんど雪解けが進んでいます。そこかしこにフキノトウも顔を出しています。春までもう少し!
ここまでお読みいただき、ありがとうございました!
それでは、次の投稿でお会いしましょう!