雪解けパトロール 仙法志・沓形編

 りしりハイヤー株式会社の広報ハマダです。利尻もようやく春らしさを感じる日が増えてきました。さて、今回も雪解けパトロールの様子をお伝えできたらと思います。

 今回は仙法志・沓形の利尻町編です(仙法志は4/3、沓形は4/6と4/9の様子になります)。
 早速になってしまいますが、広報のおすすめスポット・仙法志御崎公園へ雪解けの様子を観に行きました。
 こちらの公園は、海のそば(場所によっては海の上!)にあり、天気や波の状況にもよりますがウニやコンブなど海の中の生き物たちを観察できます。それだけ透明度が高く、きれいな海を堪能できます。夏にはお土産を買えるお店もオープンし、海岸には稚内からゴマフアザラシが出張してきています。
 この日は風も強く、波もあったので海の中までは観察しませんでしたが、きれいに白い利尻山が見えました。公園内の店舗や施設の整備が始まっていましたよ。

 お昼ごはんは、仙法志唯一の飲食店・マルヰ食堂さんへ。こちらは冬季の鍋焼きうどんが特に有名で、広報もいつも食べてしまうのですが、今回ついにたっぷり餡うどんを注文しました! いつもメニューで見て気になっていました。しょうがが効いていて、具もたくさん。これはやみつきになりそうなメニューでした。一緒に行った我が子は餅入り鍋焼きうどんでした。
 雪は解けても寒さはまだまだ。温かいものを食べると身体も心もあたたまります!

 利尻町立博物館にも立ち寄りました。観光の際にはぜひ立ち寄っていただきたい施設。利尻の自然・文化・生活・産業・歴史さまざまなことを知れる場で、それを知った上で観光することで「利尻」の捉え方も変わってくるのではないかと思います。
 最近、虫や鳥に関心がある我が子。剥製や標本を見つつ、この春から新しく着任された学芸員さんとの会話を楽しんでいました。

 仙法志の市街地から沓形方面に向かうと、北のいつくしま弁天宮が海の上にあるのが見えます。龍神伝説のある岩と弁天宮があるのでパワースポットという感じがします。晴れている日は、弁天宮の朱色が海と空の青によく映えます。

 雪解けパトロール最後は当社がある沓形です。
 休みの日に散歩がてら沓形小学生周辺へ行ってきました。昨年、小学校の校舎が新しくなりました。付近の車道も歩道も雪は解けています。校舎の後ろには利尻山。見守られている感じがしますね。

 写真撮影時、旧沓形中学校校舎近くの自転車道路はまだまだ雪が積もっておりましたが、投稿作成している4/18現在はすでに雪がなくなっており通行ができるようになっています。暖かくなるとこの道を通ってサイクリングをしている方々を見かけます。

 沓形岬公園は冬場は雪が積もっていた道がすっかり通行できるようになっています。この日、あいにく、利尻山は見えずでしたが公園内のなる灯台とともに山を撮影できますよ。こちらは、もう少しするとエゾエンゴサクというきれいな青色系の花が咲きます。そして、その後はオレンジ色のエゾカンゾウやピンク色のハマナスなど色とりどりの花が咲いていきます。
 ホテルからも近いので、山、海、花を楽しみながらお散歩するのにぴったりな場所です。

 沓形フェリーターミナルはただいま閉鎖中です。6/1から利尻沓形・礼文香深間のフェリーが運航となりますので、その日からはオープンしています。夏場のみのレアな航路です。

 沓形市内のあちこちに芽吹くフキノトウ。これが目に入りだすと春になってきたな、と感じられます。そして時折見かけるテントウムシ。着々と春らしい春に向かっています。
 当社の車両も冬タイヤから夏タイヤへと交換を始めました。これもある意味、春の風物詩といえます。これからの観光シーズンに向けて、しっかり整備していきますよ。

 ここまでお読みいただき、ありがとうございました!
 雪解けパトロールいかがでしたでしょうか。観光シーズンではない利尻の地をご覧いただく機会はそうないと思いましたので、あえて発信してみました。
 それでは、次の投稿でお会いしましょう!